2009年03月

2009年03月22日

奇跡のリンゴ

先日、木曜日に高松に行く列車の中で読みました。
感動しました。

何度か目頭が熱くなりました。
日本に誕生した現代の神話だと思いました。
それほどに力強い、真直ぐな物語です。

「奇跡のリンゴ 絶対不可能を覆した農家 木村秋則の記録」
石川拓治 著  NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」制作班 監修

これは、木村秋則さんとその家族が、8年以上にも及ぶ苦闘の末に「無農薬でのりんご作り」を完成させた経緯を物語ったノンフィクションです。

「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う。」

本の帯に書かれた、この木村さんのことばに心を惹かれて買ってみましたが、実際に読んでみると、このカッコイイことばの真の壮絶さに心が震えました。

絶望の中で、偉大な何者か(サムシング・グレイド)に導かれるように「無農薬でのりんご作り」の糸口を発見する場面。

一時は全滅しかけたリンゴの木、
その畑一面に白いリンゴの花が咲いた場面。

死と再生の神話。

ひとつのリンゴの物語が、「現代」や「文明」を深く考えさせます。


l15345 at 07:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)読書 

2009年03月19日

人生の歯車

ようやく確定申告が終わり、ほっと一息です。

ブログも随分お休みしてしまいましたが、今日からまた少しずつ書いていきます。
まずは、アルボムッレ・スマナサーラさんの「ブッダの教え一日一話」の今日のページから。

「私たちが依存するものは、酒、金儲け、仕事、賭けごと、お喋り、テレビなど、
限りなくあります。
 酒や賭けごとに依存するのがよくないことは、だれでもわかります。
けれども、ブランド、健康食品や読書、インターネットに依存しているかもしれません。
 それが何であれ、依存すると本来なすべきことを後まわしにして、「いま何をすべきか」がわからなくなるのです。
 人生の歯車がおかしくなるのです。」


自分が知らず知らずに依存しているもの。それが一般的には「よいこと」または「悪くないこと」とされているものには注意がいります。なぜなら、依存に気づきにくいからです。

私の場合は、去年の今くらい、事務所のホームページを立ち上げた時期は、勉強の意味もあって、インターネットにかなり時間をとられていました。

あぶない、あぶない。

では、また。

 









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