2008年08月
2008年08月31日
2008年08月29日
崖の上のポニョ
先週の土曜日に家族全員で崖の上のポニョを観に行きました。
4歳の息子の反応は、ヒーローものに比べるといまひとつわかりにくかったようです。(トトロは大好きなので、やがてDVDを買ってほしいというかもしれませんが)
私自身は最初、ナウシカやラピュタが空の物語。もののけ姫やトトロが森や木の物語。今度は海の物語で現代版人魚姫といった印象でした。しかし、何かがひっかかる。それは、老人ホームのおばあさん達(おじいさんはいない)だったり、父親の不在だったり、汚れた海底だったり、暗いトンネルだったりしました。
そして、「ポニョとは何者なのだろう。」とずっと考えていました。
昨夜、ひとつの考えが浮かびました。「崖の上のポニョ」は宮崎駿監督が創った新しい国づくりの神話「新古事記」なのかもしれない。有名な「海幸山幸」のお話でも豊玉姫(本当の姿はわに、今でいうとサメです)は、山幸の子どもを産むために陸にやってきます。
「死と再生」の物語。それは、物事の本質が見れる賢い人間の男の子と異界からやってきた物凄いエネルギーをもった女の子によって織りなされていくのでしょう。
物語の後半で主人公の男の子がポニョの手をひいて歩き出すショットは、ユージン・スミスという人の「楽園へのあゆみ」(第二次世界大戦で心身ともに傷ついたユージン・スミスが自分の子供たちの姿に未来への願いをこめた代表作のひとつです)という写真にとても似ています。
そのあたりにも、再生への希望が込められているように思います。
4歳の息子の反応は、ヒーローものに比べるといまひとつわかりにくかったようです。(トトロは大好きなので、やがてDVDを買ってほしいというかもしれませんが)
私自身は最初、ナウシカやラピュタが空の物語。もののけ姫やトトロが森や木の物語。今度は海の物語で現代版人魚姫といった印象でした。しかし、何かがひっかかる。それは、老人ホームのおばあさん達(おじいさんはいない)だったり、父親の不在だったり、汚れた海底だったり、暗いトンネルだったりしました。
そして、「ポニョとは何者なのだろう。」とずっと考えていました。
昨夜、ひとつの考えが浮かびました。「崖の上のポニョ」は宮崎駿監督が創った新しい国づくりの神話「新古事記」なのかもしれない。有名な「海幸山幸」のお話でも豊玉姫(本当の姿はわに、今でいうとサメです)は、山幸の子どもを産むために陸にやってきます。
「死と再生」の物語。それは、物事の本質が見れる賢い人間の男の子と異界からやってきた物凄いエネルギーをもった女の子によって織りなされていくのでしょう。
物語の後半で主人公の男の子がポニョの手をひいて歩き出すショットは、ユージン・スミスという人の「楽園へのあゆみ」(第二次世界大戦で心身ともに傷ついたユージン・スミスが自分の子供たちの姿に未来への願いをこめた代表作のひとつです)という写真にとても似ています。
そのあたりにも、再生への希望が込められているように思います。
2008年08月28日
「不言実行」より「有言不実行」
「不言実行」より「有言不実行」。
昨日の日経の記事の中にあった言葉です。
テーマは「職場の活力」。以下少し引用してみます。
「三月、気象情報会社ウェザーニューズが始めたサービスに世界の海運大手が飛びついた。
風向きや潮流の予測から最も低燃費のエンジン回転数を割り出し、洋上の船舶にメールで送る。
システムを開発したのは入社一年あまりの横川一夫(33)。
独自の評価制度が短期での実現を支えた。
「不言実行」より「有言不実行」。
同社は三カ月おきに自分の目標を広く宣言することを社員に求める。
こっそりやって成功するより、大見えを切って失敗する方が評価が高い。
一人で閉じこもって顧客が欲しがるサービスは生み出せない。
周囲を巻き込む手法を社風にまで高める。」
勿論、「有言実行」が最もよいのですが、組織として考えたとき、挑戦を評価するシステムを持っているかどうかは、その後の発展に大きくかかわると思います。
特に今はスピードが大切です。
ともかく、やりながら考える。
その為には、まずその会社のトップがそういう意識を持てるかどうか。
かつての本田技研の本田宗一郎さんのように。
私自身も常に言葉を発し、挑戦を続けたいと思います。
昨日の日経の記事の中にあった言葉です。
テーマは「職場の活力」。以下少し引用してみます。
「三月、気象情報会社ウェザーニューズが始めたサービスに世界の海運大手が飛びついた。
風向きや潮流の予測から最も低燃費のエンジン回転数を割り出し、洋上の船舶にメールで送る。
システムを開発したのは入社一年あまりの横川一夫(33)。
独自の評価制度が短期での実現を支えた。
「不言実行」より「有言不実行」。
同社は三カ月おきに自分の目標を広く宣言することを社員に求める。
こっそりやって成功するより、大見えを切って失敗する方が評価が高い。
一人で閉じこもって顧客が欲しがるサービスは生み出せない。
周囲を巻き込む手法を社風にまで高める。」
勿論、「有言実行」が最もよいのですが、組織として考えたとき、挑戦を評価するシステムを持っているかどうかは、その後の発展に大きくかかわると思います。
特に今はスピードが大切です。
ともかく、やりながら考える。
その為には、まずその会社のトップがそういう意識を持てるかどうか。
かつての本田技研の本田宗一郎さんのように。
私自身も常に言葉を発し、挑戦を続けたいと思います。
2008年08月10日
その蝉を狙うな
先週、4歳の息子と近くの公園に3日連続で蝉とりに行きました。
初日、昔とった杵柄で、さっさと15分くらいで3匹をGET。面目を保つ。
二日目、息子が今日は5匹とろうというので、変に慎重になる。初日は一発必中だったのが、何度か取り逃がす。そのうちに、高いところに止まっている蝉も狙いはじめますますはまってしまう。
そのとき、ふと思い出したのが、リコー創業者市村清さんの「その鳥を狙うな」という言葉。(市村さんが子ども時代、お父さんと鳥をとりに行ったときに、お父さんから聞いた言葉で、鳥そのものを狙うのではなく、鳥の気持ちになりどちらに飛ぼうとしているのかを見極めてトリモチを差し出すのがコツだという。事業も今流行っているものを、今狙うのでは遅い。今の先を見てトリモチを差し出すのが成功の秘訣。)
「蝉の気持ち、セミノキモチ・・・」とつぶやきつつじっと観察すると、木に飛んできた直後より安心して鳴き出した後のほうが確率が高く、前を塞ぐように網を出したほうがよいことがわかりました。
やがて、落ち着きを取り戻し、ノルマの5匹をGET。
三日目、着実に15分くらいで6匹をGET。上達を実感。
取ってきた蝉をかごにいれ(ちなみに蝉は、朝とってお昼には逃がしてやります)息子が図鑑で調べてみると、あぶらぜみとくまぜみが半々くらいでした。新聞によると、地球温暖化の影響で少しずつくまぜみが増えているとのこと。考えることの多い「蝉とり」です。
初日、昔とった杵柄で、さっさと15分くらいで3匹をGET。面目を保つ。
二日目、息子が今日は5匹とろうというので、変に慎重になる。初日は一発必中だったのが、何度か取り逃がす。そのうちに、高いところに止まっている蝉も狙いはじめますますはまってしまう。
そのとき、ふと思い出したのが、リコー創業者市村清さんの「その鳥を狙うな」という言葉。(市村さんが子ども時代、お父さんと鳥をとりに行ったときに、お父さんから聞いた言葉で、鳥そのものを狙うのではなく、鳥の気持ちになりどちらに飛ぼうとしているのかを見極めてトリモチを差し出すのがコツだという。事業も今流行っているものを、今狙うのでは遅い。今の先を見てトリモチを差し出すのが成功の秘訣。)
「蝉の気持ち、セミノキモチ・・・」とつぶやきつつじっと観察すると、木に飛んできた直後より安心して鳴き出した後のほうが確率が高く、前を塞ぐように網を出したほうがよいことがわかりました。
やがて、落ち着きを取り戻し、ノルマの5匹をGET。
三日目、着実に15分くらいで6匹をGET。上達を実感。
取ってきた蝉をかごにいれ(ちなみに蝉は、朝とってお昼には逃がしてやります)息子が図鑑で調べてみると、あぶらぜみとくまぜみが半々くらいでした。新聞によると、地球温暖化の影響で少しずつくまぜみが増えているとのこと。考えることの多い「蝉とり」です。
2008年08月05日
心を汲む
先日ある本を読んでいて、とてもよい言葉に出会いました。それは、
「心を汲む」という言葉です。
こどもに対して、部下に対して、「褒める」ということは意識している人が多いと思いますが、「心を汲む」ことはしているでしょうか。
たとえば、残業をしている部下がいたとします。「がんばっているな(えらいね)」と声をかけるのは「褒める」こと。「大変だな。すごく責任感があるんだな」というのは、「心を汲む」こと。
「心を汲む」というのは、相手を人として認め尊重している関係です。
言葉でいうのは簡単ですが、これはナカナカ難しい。
ついつい簡単な「褒める」ことで終わらせそうです。
意識しないと、できない。(生来できる人もいるかもしれませんが)
意識してやっていこうと思います。
「心を汲む」という言葉です。
こどもに対して、部下に対して、「褒める」ということは意識している人が多いと思いますが、「心を汲む」ことはしているでしょうか。
たとえば、残業をしている部下がいたとします。「がんばっているな(えらいね)」と声をかけるのは「褒める」こと。「大変だな。すごく責任感があるんだな」というのは、「心を汲む」こと。
「心を汲む」というのは、相手を人として認め尊重している関係です。
言葉でいうのは簡単ですが、これはナカナカ難しい。
ついつい簡単な「褒める」ことで終わらせそうです。
意識しないと、できない。(生来できる人もいるかもしれませんが)
意識してやっていこうと思います。
